目指すは「ほねつぎ復興」・「赤髭先生」です!

病院の受け入れ拒否

2007.10.31
「総合周産期母子医療センター、6割が新生児受け入れできず」

総合周産期母子医療センターの6割が新生児搬送断る経験
2007年10月29日
 リスクが高い新生児と妊婦に24時間態勢で対応する各地の「総合周産期母子医療センター」を対象に厚生労働省が実施した実態調査で、回答施設のうち6割が、05年度中に地域の病院などから新生児の搬送を受けられなかった経験のあることがわかった。新生児集中治療室(NICU)の不足が、理由の9割を占めた。
 奈良県で30代の妊婦が19病院から搬送を断られた末に死亡した問題などを受け、厚労省が今年1月に実施。当時、39都道府県に58施設あった総合周産期母子医療センターから回答があった。
 新生児の搬送依頼については41施設が回答。うち61%にあたる25施設が搬送を断ったことがあるとした。その理由(複数回答)は「NICU満床」が90%と最も多く、「(他の患者への処置などにより)診察可能な医師不在」が10%など。
 母親の搬送については42施設が回答。うち74%にあたる31施設が拒否したことがあるといい、理由(同)は「NICU満床」が88%、「母体・胎児集中治療室(MFICU)満床」48%、「診察可能な医師の不在」16%だった。
 NICU利用率は53施設が回答し、9割の49施設が「80%超」。うち6施設は「100%超」で大半の施設が常にNICU不足に陥っていた。





病医院の受け入れ拒否の記事を最近はよく見かけます。

私も、スキー場の救護で苦い経験があります。

小学5年生の男子が頭部を強打して救護所に運ばれてきました。

意識がはっきりしていましたが、嘔気と頭痛を訴えていました。念の

為、帰宅前に病院で診てもらうほうがいいですよと説明して、近隣の救

急を標榜する病院に電話で診察を依頼しました。



ところが、脳外の先生がいないということで受け入れ不可との事・・・

しょうがない次を捜そう・・・

また同じ返答>>>

実に2時間以上ありったけの病院に診察をお願いしましたが、同じ答えで

す***

おまけに ○津日○病院 の対応ときたら・・・・もう我慢できませ

ん!

「ちゃんと対応せんかぁ!!!!」思わず激怒!

外科部長まで出てくる騒ぎ・・・・

後ほどお詫びの電話をいただきましたが、それなら初めからちゃんと対

応してよ!と思いました。

結局他府県の救急病院(T槻日○病院)とのやり取りの中で、「見殺し

と、手を尽くしてダメなのと、医療に携わる者としてどちらをとるので

すか!!??」との問いに「わかりました。それでは搬送してくださ

い。」とやっと受け入れていただきました。

これらは氷山の一角に過ぎません。私は見出しのような記事を見るたび

に「医師不足」だけではない・・・・もっともっと根深い問題を感じて

います。

病院が雑誌上で、まるでレストランのようにクダラナイ格付けをされる

現代で、医師や医療に携わる人間はその評価におびえているのでは?手

を出して責任を追求され評価までも下がるなら、手を出さないほう

が・・・・なんてマズイ図式が出来上っているのでは???

もちろんそれだけではありませんが、非常に複雑な問題が絡んでいるの

でしょうね。。

そんなくだらない評価付けに踊らされる患者サイドにもきっと問題があ

るのでしょうね。

全てを医療者サイドに押し付けられるなら・・・・だれがそんな仕事に

一生を捧げられるでしょうか?医療者・患者・マスコミ全ての人々が考

えなくてはならない時期に来ているのでしょうね。。

もうすぐ雪の季節が来ます。 大きな事故や不幸な事故が起こらない事

を願って、今シーズンの準備をしている今日この頃です。

この場をお借りして、○津日○病院関係者の方に対して大変失礼な言動

をしてしまったことに深くお詫びすると共に、柔道整復師という医療業

界では立場の低い私たち、そして医療業界トップの医師やその他の方達

含め、様々な立場の人々が手を組み合って、本当の医療について話し合

えるような世になることを願ってやみまん。

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テーマ : 民間救急

ジャンル : 福祉・ボランティア

タグ : http://www.asahi.com/health/ne 受け入れ拒否 救急車 柔整師 柔道整復師 整復 整骨院 ケガ 国家試験
コメント
No:15|コメントありがとうございます
おっしゃるとおりだと思います。
非常に複雑な背景が絡み合っていると感じます。
医療完全信仰のような・・・・
医療は完璧だと患者は思い込み、、、
人間が行う行為であるということをいつしか忘れているのでしょうね。。。

医療人だけが犠牲になるのなら、そんな仕事誰が選ぶでしょう??
最後は医療人も「人間」なんですよね!!!
ブログで書いたように患者・マスコミ含め根本から考えを変えなければ・・・
アメリカさんの訴訟社会などなど・・・
悪いとこばっかり日本はマネしたがりますよね。。
悲しいことですが・・・
Drもみんなが思うほど良い仕事じゃなくなりましたね(悲)
私は柔道整復師ですが、
私達の資格も何か役に立てないかと常々考えています。しかし私達の現状の業界レベルではその段階ではないのかもしれません。
今後、「医療の限界」を含め、正しく認識されることを望んでやみません!
コメント本当に有難うございました。
2008/02/08 05:17|by 骨じいちゃん|骨じいちゃん URL編集
No:12|最近、病院の倒産や医師の退職が増えてますが…。
国の医療報酬の政策により、常にベッドを満床状態にしないと赤字になってしまう経営を強いられ。

通常診療>夜間救急(サービス残業…もちろん労働基準法違反)>翌日の通常診療…という連続36時間勤務がザラで。

激務に耐えかねて過労死・過労自殺する人間が多数で。

「医療の限界」と「医療ミス」を混同した「トンデモ判決」による判例(「専門外の患者を診るのは犯罪」「設備不十分で患者を診るのは犯罪」、他)に縛られ。

キャパシティを越えた患者が入ってきて、受け入れることが出来ないと、マスコミに「受け入れ拒否」「たらい回し」と書かれ、医療事情を知らない国民に「てめえらの血は何色だ」だとか「人命より金儲けが大事か」などと罵られ。

最善を尽くしても力及ばず患者が亡くなってしまうと、「医療の限界」と「医療ミス」を混同した人間に「人殺し」と罵られ、医師が逮捕され、多額の賠償金を請求され。

これじゃ、病院がつぶれるのも、医師が辞めていくのも当然ですよね。

医師は「魔法使い」でも「機械」でも「奴隷」でもありませんから。
2008/02/01 00:34|by 都筑てんが|都筑てんが URL編集
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プロフィール

骨じい

Author:骨じい
中山 辰也 44歳
中山予防医学研究所
ほねつぎ実践中山塾主宰
健柔グループ理事

現代の過剰診療に危機感を覚え、「病院へは行かない」・「お薬は飲まない」を実践しています。いたって健康!

セルフメディケーションを目指しています。

極端に言えば、救急医療を除いては、もしかして医療の大部分は必要ないかもしれない!?

そうすれば救急医療が守られるかも。。。

なんて考えている変った柔道整復師です。

冬はスキー場の救護所でケガ人の応急対応を行っています。

現在外傷処置の修業中です。

目指すは「ほねつぎ復興」そして「赤髭」。

気軽にご意見・ご指摘・メッセージいただければうれしく思います。

誹謗・中傷も大歓迎!

ただし正々堂々(実名)で、お待ちしております。

患者さんはhttp://nakayama-sekkotsu.com/をご覧ください。

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