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連休 救護所日記 1月8日(土)

2011.01.14
1月の3連休の9日は中山塾生と救護所活動を行いました。

8日は私一人でしたが、非常に迷った症例が有りましたので

まずご紹介します。

パトロールスタッフから連絡が入り「肩の脱臼」とのこと。

診台の準備をする。

患者が到着。

ウェアの上から上腕部の形状をサッと確認。

「肩の脱臼はないな」

こういう場合先ずは骨折を考えます。

上腕骨の上端部骨折の場合以下のポイントで私は診立てをします。
(順不同です)

①強い疼痛

②軸圧痛

③全周にわたる圧痛

④三角筋部の緊張(腫脹)→かなり重要
      ※ここが骨折と脱臼の鑑別最重要ポイント
⑤運動障害

⑥(軋轢音)

軋轢音は触知出来る時もあれば出来ないときもあります。

運動障害も噛合していれば90度くらいまで挙上することもあります。
                  (年齢に関係なく)

当然骨折であれ、腱板損傷であれその状態によっては

そこそこの運動機能が温存されるわけです。

あっ、そういえば1~2年前にmixiのコミュニティで

そう言ったら、腱板損傷で外転出来るわけないだろ!って

えらくお叱りを受けました(笑)。

二度とそのコミュニティには参加していませんが、、

教科書が全てと考えている方は非常に危険ですね。

整形外科徒手テストで全部分かると勘違いしているのでしょう。

損傷・・・・なので程度は様々・・完全に同じ損傷なんてありえないという事

心に刻みたいです。

こんなこともあるよって一緒に勉強したかったな~と思いだしたので

ちょっと脱線。。戻ります。。

以前経験した70代の上腕骨上端部骨折(外科頸)男性患者は90度程度の

屈曲が可能でした。



まず患者の衣服を脱がせる・・・

三角筋の緊張を診る・・・ややあるかな~程度、、軽度です。

「痛みは?」・・・「ちょっと痛いです。」

「ちょっと??」

確かに圧痛は全周にわたっている。しかし、凄く痛がるわけでもない。

挙上時も「ちょっと痛いです。」なのです。

軸圧痛もある。。

そして他動的慎重に動かす・・・

確かに軋轢音が触知出来る。

間違いない!!・・・・と思いつつもあまり確信には至らない。

しかし、これだけの条件がそろっているので

上腕骨上端部骨折の疑いと紹介状に記載し下山していただきました。

結果は上腕骨上端部骨折でした。

痛みはやはり個人的な差異が多いので注意が必要です。

軋轢音も小さければクレピタスなどとの鑑別には経験を要すると思います。

何度やっても、いい課題を与えてくれます。

画像診断機器の無い状況でも、診立て→処置が有る程度まで出来るよう

この伝統(伝承)医学の習得に精進し、絶やさないよう後進に伝えていく

必要性をまたまた感じました。










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テーマ : 国家資格 柔道整復師

ジャンル : 学校・教育

コメント
No:575|
宮下先生
やってるな~頑張ってるな~

またスキー場おいでや
こっちもな(笑)
2011/01/24 22:54|by 骨じい|骨じい URL|編集
No:574|No title
いつも、勉強させていただいてます。

1月7日に転倒されて腕が上がらなくなった90代の女性の患者さんがこられたんですが、もしその時にこのブログを読めていたら、もっと自信を持ってすばやく診察できていたかと思うと悔しいです。

何とか固定までして対診に送ったんですが、医師から「保存療法可能な上腕骨骨折」と手紙で教えていただくまでは自信が無くドキドキしていました。


またこの日記を読み直して、次こそは的確な診断が素早く出来るように勉強させていただきますm(__)m
2011/01/24 16:42|by 宮下篤志|宮下篤志 URL編集
No:564|Re: タイトルなし
よしっ!!

2月待ってるよ!!
2011/01/14 21:33|by 骨じい|骨じい URL|編集
No:563|
勉強になります!私がその症例にであったらどうしてるんやろ…
色々なケースを考えながら、絶対に落ち着く事、後は直感を信じて対応しようと思います☆
2011/01/14 21:18|by 骨太|骨太 URL|編集
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プロフィール

骨じい

Author:骨じい
中山 辰也 44歳
中山予防医学研究所
ほねつぎ実践中山塾主宰
健柔グループ理事

現代の過剰診療に危機感を覚え、「病院へは行かない」・「お薬は飲まない」を実践しています。いたって健康!

セルフメディケーションを目指しています。

極端に言えば、救急医療を除いては、もしかして医療の大部分は必要ないかもしれない!?

そうすれば救急医療が守られるかも。。。

なんて考えている変った柔道整復師です。

冬はスキー場の救護所でケガ人の応急対応を行っています。

現在外傷処置の修業中です。

目指すは「ほねつぎ復興」そして「赤髭」。

気軽にご意見・ご指摘・メッセージいただければうれしく思います。

誹謗・中傷も大歓迎!

ただし正々堂々(実名)で、お待ちしております。

患者さんはhttp://nakayama-sekkotsu.com/をご覧ください。

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