目指すは「ほねつぎ復興」・「赤髭先生」です!

2012 救護所日記 NO4

2012.01.10
1月8日(日)。


1月8日の志賀駅

3連休の中日。

入場者は5000人近くにのぼった。

混雑したゲレンデで、当然怪我も発生。

この日の外傷は、

膝の損傷(靭帯断裂や部分断裂)

脊柱骨折の疑い

内果骨折

下腿両骨骨折

手の打撲

などなど。

この日は、塾生一人と共に処置に当たりました。

この日の教訓は

「検査は愛護的に」である。

検査で二次損傷を起こすことは少なくない。

実は、医療者サイドがそれに気づいていないだけなのだ。

そこに気をつけなければ、外傷の治療過程での予後に大きな影響を及ぼすことは

想像に難くない。

もし靭帯の部分断裂があるとして、そこに損傷と同じ外力を加えれば当然そこから

断裂はさらに進む。

紙を用意し、端同士を引っ張ってみる。

紙のような薄いものは引っ張りの力には凄く強いものです。

しかし、紙に少しだけ裂け目を入れてみる。

そして先ほどと同じように端同士を引っ張ってみよう。

先ほどと違い、力をいれると裂けてしまう。

しかも、それは裂け目の入ったところから・・・・。

少しでも損傷があれば、応力はそこに集中してしまうということ。

この応力集中がまさに二次損傷を引き起こす。
(2008年の日記参考→http://bonejichan.blog95.fc2.com/blog-entry-49.html

「そんなん大丈夫や!」

いやいや自分の膝の靱帯が切れかかっているとき、

そこを引き裂かれるような外力を与えられたらどうだろう?

きっと

膝であれば、膝がはずれてしまいそうな不安と恐怖、そして痛みに悶絶することだろう。

少しだけそんなことも頭に入れて患者の身体を診ていこう。

少なくとも今まで拝見させていただいた柔整師、整形外科医の膝の検査は正直乱暴だ。

自分なら診て欲しくはないと思ってしまうほど。

損傷は小さければ小さいほど予後は良いはず。

よく「骨のヒビより、完全に折れたほうが治りが早い」と聞くが、

そんなことあるのだろうか?

あるとすれば、小さな損傷の治癒機転を誰かがどこかで邪魔している。

それが医療であってはならないと思うのだが、どうだろう?

今日は以上。


      下腿両骨骨折固定

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テーマ : 医療・病気・治療

ジャンル : 心と身体

タグ : 柔整師 中山塾 ほねつぎ 柔道整復師 整形外科検査法
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プロフィール

骨じい

Author:骨じい
中山 辰也 44歳
中山予防医学研究所
ほねつぎ実践中山塾主宰
健柔グループ理事

現代の過剰診療に危機感を覚え、「病院へは行かない」・「お薬は飲まない」を実践しています。いたって健康!

セルフメディケーションを目指しています。

極端に言えば、救急医療を除いては、もしかして医療の大部分は必要ないかもしれない!?

そうすれば救急医療が守られるかも。。。

なんて考えている変った柔道整復師です。

冬はスキー場の救護所でケガ人の応急対応を行っています。

現在外傷処置の修業中です。

目指すは「ほねつぎ復興」そして「赤髭」。

気軽にご意見・ご指摘・メッセージいただければうれしく思います。

誹謗・中傷も大歓迎!

ただし正々堂々(実名)で、お待ちしております。

患者さんはhttp://nakayama-sekkotsu.com/をご覧ください。

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